コレクション
— 1993 Louvre 200th Anniv 500 Francs —
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1993年 フランス ルーヴル美術館開館200周年記念 500フランプルーフ金貨
ルーヴル美術館は、パリにあるフランスの国立美術館。 世界最大級の美術館(博物館)であるとともに世界最大級の史跡のひとつで、パリ中心部1区のセーヌ川の右岸に位置する。
ルーヴル美術館がもともと王宮だったのはご存知でしょうか。 12世紀にカペー朝第7代のフランス王フィリップ2世(在位1180年 - 1223年)が要塞として建設したルーヴル城をもととしており、 フランソワ1世時代に大規模な改修が行われました。 王室の美術コレクションを展示していたルーヴルが美術館として正式に開館したのは1793年。 ナポレオンが各国から素晴らしい絵画を略奪し(その後返却したもの多数)、 ルイ18世、シャルル10世の統治時代にもコレクションは増え、現在ではなんと38万点もの美術品が収蔵されています。
ルーヴルの見どころは世界的に有名な芸術品だけではありません。 その素晴らしい外観や内装もぜひじっくり楽しんでみてください! 1988年にお披露目され、いまやルーヴルのシンボルとなったピラミッドもパリの人気フォトスポットのひとつ。 金貨の裏面はピラミッドとルーヴルの外観が描かれてます。
BICENTERAIRE DU MUSEE DU LOUVRE = ルーブル美術館200周年
1793年の開館から200周年の1993年に単年で発行された記念金貨
金貨詳細:
年号: 1993(単年発行)
目的: ルーヴル美術館の開館200年を記念して
タイプ: 500フランプルーフ金貨
メタル: ゴールド 0.999
重量: 155.52グラム
直径: 50.00ミリ
発行枚数: 99枚
発行元: パリ造幣局(Monnaie de Paris)
カタログ: KM1025.2、KM1026、KM1027、KM1183、KM1184、KM1185(全6作品)
*オリジナルケース(参考画像:ミロのヴィーナスのケース)
販売中:
モナ・リザ:
https://www.kinbai.com/catalog/detail/10456
ミロのヴィーナス:
https://www.kinbai.com/catalog/detail/10443
民衆を導く自由の女神:
https://www.kinbai.com/catalog/detail/10457
サモトラケのニケ:
必死に探しております!! もう暫くお待ちください。
ナポレオン一世の戴冠式:
必死に探しております!! もう暫くお待ちください。
マルガリータ王女:
必死に探しております!! もう暫くお待ちください。
モナ・リザ:
レオナルド・ダ・ヴィンチ《デル・ジョコンドの肖像 Portrait de Lisa Gherardini, épouse de Francesco del Giocondo》 ルーブル美術館といえば、やはり世界的な名画「モナ・リザ」が思い浮かびます。 稀代の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作で、ルーヴル内でも圧倒的な人気を誇っているのが「モナ・リザ」 モデルの素性や制作にかけた時間など様々な経緯が明らかになっていない、謎多き絵画としても有名。 そのミステリアスさが多くの人の心を掴んでいる要因かもしれません。
ミロのヴィーナス:
前2世紀ごろ古代ギリシアで制作された彫刻の女性像である。現在はパリのルーヴル美術館で展示・管理されており、同じくルーヴル所蔵のサモトラケのニケなどと並び最もよく知られたヘレニズム期の彫刻の一つ。
ミロのヴィーナスはギリシア神話における女神アプロディーテーの像と考えられている。高さは203cm。材質は大理石。発見時は碑文が刻まれた台座があったが、ルーヴル美術館に持ち込まれた際に紛失している。
民衆を導く自由の女神:
ウジェーヌ・ドラクロワによって描かれた絵画。1830年に起きたフランス7月革命を主題としている。絵画としてのスタイル、フランス7月革命というテーマから、絵画におけるロマン主義の代表作と言える。
金貨の構図:
銃剣つきマスケット銃を左手に持ちフランス国旗を目印に右手で掲げ民衆を導く果敢な女性は、 フランスのシンボルである、マリアンヌの姿の代表例の一つである。
サモトラケのニケ:
ギリシャ・サモトラキ島で発見された像で、紀元前190年ころの作品と言われています。 ニケとはギリシャ語で「勝利の女神」という意味。海戦の勝利を記念して作られた彫刻という説も。 発掘時にはバラバラだったものを繋いで修復したのですが、 その数なんと118片!!うまく修復してあるので全然気づきませんでした。 職人の技術って本当にすごいですよね。 残念ながらコインの世界だとAltered Repairedですけどね。笑 古いものなんで修復なんてあたりまえ。残ってることに価値がある。 写真でみると想像できませんが、これって高さが3メートル以上もあるんです。
ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠:
ナポレオン1世の首席画家ジャック=ルイ・ダヴィッドにより描かれた油彩画で、1807年に完成された。幅10メートル (33 ft)、高さ6メートル (20 ft)ほどの大作で、歴史的局面を印象的に表現している。 ナポレオン1世の成聖式(フランス語: Sacre)は、パリのノートルダム大聖堂で行われた。その目的は、ナポレオンが「フランス人民の皇帝」として革命を引き継ぐ者であると示威することにあった。
金貨の構図:
ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ(1763–1814)は、フランス民法に則りひざまずいて恭順を示している。 彼女は、教皇の手からではなくナポレオンの手から戴冠されるところである。 当時の年齢は41歳で、画中の女性は20歳前後でかなり若く描かれている。 これは「皇帝の妃は若々しくなくてはならない」というナポレオン自身の指示によると言われている。 モデルは画家ダビィッドの娘と言われている。
*どれだけ大きな作品がわかる画像
余談:「カナの婚礼」に次いでルーヴルでは2番目に大きい絵画です。
マルガリータ王女:
1654年のベラスケスの名作
マルガリータは幼くして、母方の実家であるウイーンのハプスブルク家との婚姻が決まっており、 成長の様子がわかる肖像画がベラスケスによって毎年のように描かれてウイーンに送られていました。 今回金貨のデザインになったのは4歳頃のマルガリータ王女です。 髪のリボンの位置や洋服のデザインなどでどの絵がモデルになったかわかります。
*ネット上でも写真がありませんでした。
上記の画像は1オンス金貨の画像になります。(デザインは同じです)