劇レアコイン
— 1831 Great Britain William IV PROOF CROWN —
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イギリス1831年銘 ウィリアム4世 プルーフ クラウン銀貨
名高きウィリアム・ワイオンの傑作。
ウナ&ライオンやビクトリア女王のレリーフデザインなど傑作を多数手がけてます。
5ポンドプルーフ金貨は1億円越え。
今なら1.5~2億円がつくかも!!
実物を拝むことすら難しい逸品です。
現実的に狙える一番大きなコインは彼のプルーフクラウン銀貨
デザインの繊細さは他国のコインとは比べものになりません。
単なるコインではなく世界を代表する芸術品です。
ウイリアム4世は長く海軍に従事していた為、
華美な事を嫌い戴冠式も取り止めしようとするぐらいに質素を重んじた国王でした。
戴冠記念プルーフセットに5ポンド金貨を入れることをしなかったのは国王ウイリアム4世の抵抗でした。
ウイリアム4世の流通貨は発行されておらずプルーフ貨のみ100枚鋳造。
ウイリアム4世のクラウン銀貨は流通貨がないので
プルーフ貨は試通貨(Pattern)とされていますが、
戴冠式記念の贈呈用として発行されたものです。
年号: 1831年
タイプ: プルーフクラウン銀貨
カタログ番号: S.3833 Dav記載無 KM.715
メタル: シルバー 0.925
統治王: ウィリアム4世
重量: 28.28グラム
直径: 38.6ミリ
発行枚数: 100枚
表面: 右向きの肖像画 文字(GULIELMUS IIII D: G: BRITANNIAR: REX F:D:)
裏面: マントの中にイギリス王国の紋章が刻まれています。文字(ANNO 1831)
刻印:
国王肖像の首元に
凹彫りで「W.W」のイニシャルが刻印されたものが一般的
レアなバリエーションとして凹彫りで「W.WYON」もわずかに存在(こちらが現在販売中のコイン)
その数は11~20枚程度。
刻印のないものも存在する。
試験的に数枚鋳造された金打ちのクラウン貨も存在する。
2020年評価額: 45000ポンド(約620万円)*
*レアコインは評価額よりかなり高値で取引されます。
所在調査:
現存数が11-20枚ほどしかありません。
美術館や博物館に所蔵されてるものもあるので、 個人として所蔵されてるものは、多くても半分ぐらいではと言われてます。
1枚目:
ニューヨーク5番街にある The Met という博物館が1枚所蔵してました。
https://www.metmuseum.org/
The Metが所蔵してるコインの画像も見つけました。
https://www.metmuseum.org/art/collection/search/210243
2枚目:
The British Museum にはあるでしょうね。
https://www.britishmuseum.org/our-work/departments/coins-and-medals
なんたって 800,000枚 のコインやメダルを所蔵してます。
結果:
見つけられるのが2枚ほどでした。
時間を見つけてオークションレコードを調査してみようと思います。
私の主観ですが、市場には10枚ぐらいしかないと思います。
販売中:
こちらは通常プルーフ版(通常版は W.W. とイニシャルが刻印)とは違います。
さらに希少価値の高い(W.WYON.の刻印がある)一枚。
R4(現存数は11-20枚以下)
噂では現存数は10枚程度と言われてる
PCGSの鑑定でW.WYON. は一枚もありません!!
NGCの鑑定では4枚のみ!!
ちなみに W.W. 刻印だと
PCGS で28枚
NGC で 46枚
W.WYON. がいかに少ないかわかってもらえると思います。
R4 1831年 英国 ウィリアム4世 プルーフクラウン銀貨 NGC PF63